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図解雑学 ゲーム理論 (図解雑学シリーズ) 渡辺 隆裕(著) 1470円

ルールを知る者は強い・・・・(;'Д`)ハァハァ
(;'Д`)ハァハァ ゲーム理論・・・すんげぇ面白い!!
この本はゲーム理論の内容を一般向けに分かりやすく説明したものです。ビューティフルマインドという映画がヒットをしたので、一般的にもゲーム理論という分野が何であるか そういう関心が高まっていると言ったうえで、この本が書かれた。
図と絵で 『図解』雑学である利点をフルに生かしている!!ゲーム理論とは 利害の一致しない2人のプレイヤー(選択者)が自分の利となるべく行動する・・・。
その状況をゲームにたとえ 数学によって単純化し、あらゆる場面を想定し 対処する。
それが魅力的かつ面白い。
デスノートという漫画がある。
あれはデスノートの一定の形式化されたルールを、利用して
目的(対戦相手に勝つ)達成を果たすものだ。
最適戦略の持つ効果の凄さを伝えている。
他にも、ハンターハンター、ジョジョなどの能力バトル漫画は
その典型であらう・・・?!
一定の法則が数多くの場面に生かす事、つまり汎用性のある
ゲーム理論を学ぶ事が ビジネスの場などにも
生かされる事を期待している。
いや、生かされなくとも、面白いので ゲーム理論を学ぶ価値はあると
思う。
是非とも読んでくれ。
そして、ゲーム理論が持つ その『力』を肌で感じてくれ。
この本によって そのゲーム理論の持つ『力』の片鱗を見たやうな気がしたぜ?!
ゲーム理論を学ぶ最初に読むべき一冊
大学の授業などで初めてゲーム理論に触れる時、最初に読むのに適している。
ゲーム理論の発祥からナッシュ均衡やインセンティブ契約、
オークション等基本的な部分、そして「完全に合理的ではない」人間を対象とした
最新のゲーム理論研究のさわりまで幅広く紹介している。
「図解雑学」にはいつも感心させられるが、見開き右の図によって、
本来難解な式を用いる理論などを視覚的に説明されており、体系的な理解にはうってつけの一冊である。
意外と良かった。
一般読者向けに書かれたゲーム理論の入門書。左ページが文章、右ページがイラスト、というレイアウト。期待していなかったせいかもしれないが、意外と良かった。
これまで何度かゲーム理論の本を読みかけたことがあったが、最後まで読み通すことのできた本は1冊もなかった。(僕の理解では)ゲーム理論は、複数の行為者による経済行為の帰結を分析するための応用数学の一分野で、名前はとっつき易いが中身は難しい。おそらくその難しさは、ゲーム理論の入門書の多くが、(たとえその議論そのものを理解することができたとしても)何のためにそんな議論をしているのかよくわからないような書かれ方をしている点に由来するのだと思う。
本書では、ゲーム理論そのものの解説よりも、日常的な意思決定場面をゲーム理論的に分析してみるとどうなるか、ということを読者に体感させることに重点がおかれているように思う。レベルは完全に初歩の初歩だが、非協力ゲーム(同時ゲーム・交互ゲーム)におけるナッシュ均衡、部分ゲーム完全均衡、不完備情報ゲームにおけるベイジアン・ナッシュ均衡、といった概念を用いて、モラルハザード、オークション、ファイナンス理論、プリンシパル・エージェント問題、等の現実的な例について解説していく。
著者に言わせれば、ゲーム理論ブームが現在訪れているそうだ。ところが、一般向けのゲーム理論の入門書で良書と言えそうなものは何故か存在しない。著者の狙いとしては、一般読者が自力でゲーム理論的に考える術を身につけられるような本を目指したらしい。ある意味無謀なこの狙いが、網羅的な内容ではなく的を絞ったことによって、ある程度実現されているような気がする。ただし、扱われているのは非協力ゲームのみで協力ゲームについては全く触れられていない、等、ゲーム理論の全体像を見渡したい読者には物足りないだろうと思う。
少し物足りなかった
たしかに理解はできたが、理論を説明する事例の内容がうまく噛み合っていない
と思った。
本当に初心の初心者用の本として読むのであれば、5つ★。だが、もう少し理論的に
ビジネスとして利用したいのであれば、少し物足りなので、この書籍を読んで、
さらに別の書籍でステップアップするか、この書籍を読まず、いきなり違う書籍
を購入したほうが良いでしょう。
全部読めました
「ゲーム理論って何」からはじまり、いろいろなゲーム(同時ゲーム、相互ゲーム、繰り返しゲーム、不完備情報のゲームなど)と、とるべき戦略、入札、オークション、モラルハザードのなどの背後にある考え方(理論)、最後は最近の研究トピックまで説明してあります。
理論、考え方が、きちんと説明してある本でした。
文章もわかりやすかったですが、分野のためか、図解が効いてます。図を見て理解できた所が、かなりありました。
ゲーム理論の本、何冊か、途中で挫折しましたが、この本は、最後まで読みきることができました。ありがとうございました。
構造主義 (図解雑学シリーズ) 小野 功生(著) 1449円

いいです
人間の理性と歴史の発展という二つの理念を標榜していた西洋近代を批判したという構造主義の重要な役割を筋道だって解説することに集中しているから、構造主義の魅力が学べる。ポスト構造主義以前の所まではとてもよくできていると思う。人間の理性とか歴史の発展はなんだかんだ言っても未だに多くの人に受け入れられていると思う(特に古典派マルクス主義信望者や進歩的知識人たち)。ということで構造主義の重要性は未だに大きいと思われる。本書のポスト構造主義のところは、簡潔過ぎているかもしれない。私はポスト構造主義についてもまったくの素人だから、なんとも言えないが、本書のポスト構造主義の記述には構造からの脱却という自由を得るためになくてはならない理論だといっているように見えた。そこからリベラル派との親和性が生まれているのだと思う。確かにデリダの脱構築やリオタールの大きな物語に対する批判など学問としては興味深いものがあるし、重要な概念であることには変わりない。さらに少数民族の文化復興運動などにも大きく貢献していると思う。しかし中心の不在として多様な価値観を際限なく認めてしまった場合に、果たして他者との円滑な関係を維持できるのかははなはだ疑問であるように思われる。またそもそも構造からの脱却ということ、すなわち人間は自由でなければならないという概念こそが西洋近代に構築された概念で脱構築されるべきなものなのではないかと、下衆の勘ぐりをしてしまった。ということで、ポスト構造主義の部分は少し理解に苦しむし他の本を読まないといけないかも知れないが、それでもこの本はよくできていると思う。
現代思想の概観が分かる
哲学素人の自分がこう言うのは厚かましいことですが、構造主義を含む、現代の思想の動向が本書には収められていると思います。そして、その内容が短い分量ながらも、エッセンスが読み取れるようになっていると思います。
また、構造主義登場の背景や、思想や哲学それ自体についての反省も述べられており、ある程度の哲学の概観的知識がある人は、なおさら楽しんで読めるでしょう。
自分が言語関係の勉強をしていたので、初めは構造主義の「構造」という言葉にかなり敏感になっていました。読んでみれば嬉しいことに(?)構造言語学のソシュールが登場し、そのソシュールが構造主義に大いに影響を与えていたのでした。また構造主義とは数学的な考え、もしくは近代的科学の考えにも影響された結果の産物であります。哲学という名の分野に属しているものの、言語学や数学、自然科学畑の人たちも是非この考えに触れるべきでしょう。
本書ではタイトルの構造主義の修正案として登場した、ポスト構造主義の紹介もあります。本書の記述に限れば、個人的にはこのポスト〜の考えには賛成できません。筆者の態度は、ポスト〜に完全に与するところなようですが、私としては本書だけを読む限りでは、賛成しかねます。
ドゥルーズとかデリダが引っかかっているので、ヤル気があれば彼らの本に挑みたいと思います・・・。
西洋近代思想史のなかでの位置づけ
いわゆる現代思想ものは、難しい紹介本が多くて敬遠していたのですが、この本は解かりやすかったです。カントあたりまでさかのぼって、西洋近代思想史の概略を説明し、構造主義という思想が登場した意味を解説してくれています。
最後の章で、哲学や思想というものがそもそも何の為にあるのかを説明してあったことも収穫。哲学の本は、哲学オタクの人にしか解からない書き方をしてあるものが多いし、いったい何の為にわざわざこんなことを考えるのか?と思わせるものが多かったので、ああ、そういうことだったのか、とやっと解かった気がします。ぜひ続編も出してほしいです。
ただし、前の方も書いておられましたが、「図解」が本当に役に立っているのかは、ちょっと疑問。私は説明の文章のほうを中心に読みました。その方がかえって解かりやすい気がします。このことは、「図解雑学シリーズ」全体に言えるのかもしれませんけど。
曖昧なものが見えてくる
構造主義に関する本を「図解」で読んだのは初めて。
「図解」なんていうから大したこと書いてないだろうと思いきや、数学との関連もちゃんと載ってたりと、かなりしっかりとした入門書だった。
入門書にありがちな構造主義の説明だけで終わる本ではなく、歴史的な背景や他の思想との関連(カント、ヘーゲル、ハイデガー、ウィトゲンシュタイン、パースなど)、ポスト構造主義の展開なども記されていて、頭の中に全体図を描きやすい!!
しかも大事な用語が丁寧に説明されているので、構造主義者たちの本は読んでみたけど、混沌としてて整理がつかない人にもうってつけかもしれない。
ただ、「図解」といっても図がどれだけ機能しているのかは不明。読んだところをまとめる分には役に立つかもしれないけど・・・。
それでも、橋爪大三郎の『はじめての構造主義』以来の構造主義に関する最高の入門書だと思う。
恋愛心理学 (図解雑学) 斉藤 勇(著) 1365円

普段あんまり読まないタイプの本ですが・・・
普段こういったタイプの本を読んだことがないので、同類の本との比較のしようがないのだが、なんだかわりと楽しめた。
「図解」とされているが、実際にはマンガ付きという感じで、それも気軽に読めた一因だろう。
もっとも、心理学者だけに恋愛というものをかなりドライに捉えている。
小難しいことを抜きに「恋愛テクニック」が知りたい、という人には向いていないかも知れない。
自分としては、そこがむしろ面白かったが。
楽しくて勉強になりました。
普通に読んでいて楽しく読めました。
イラストなどもあって分かりやすいです。
きちんとした心理実験に基づいて書かれているので信用度は高いと思います。
具体的な数字や統計などものっていて興味深いです。
身近な出来事とかのサンプルがないのが残念ですがこれはこれでよい本です。
あまり心理学に深く突っ込んだりはしていませんが、ポップな感じでとても要点がつかみやすくてよかったです。
入門書の中の入門書
心理学での、「恋愛」に関する心理傾向・実験例を網羅した内容。同じ図解雑学シリーズで、同じ著者の「人間関係の心理学」とけっこうかぶっている部分があって、内容的にはそっちとかわりない。
ただ、「人間関係の心理学」の方は心理学の入門書にありがちな「人間にはこんな心理があるよ。」といった実験例の羅列ばかりで、「何でそんな心理傾向を人間が持っているの?」「どういう仮説からそんな実験を考えついたの?」という説明がなく不満なところがあった。でもこの「恋愛心理学」では、後半で配偶者選択に関して進化心理学的な根拠に基づくトピックもあって、そういった部分は楽しめた。
とりあえず心理学に興味があって、広くかつ浅く知識を得たいという人にはよいかも。これを読んだ後で更に興味が深まれば、進化心理学系の専門書へ挑戦するのもいいかも。進化心理学における配偶者選択は、もっとシビアで奥深いです。
図解雑学は学問へのイントロダクションには丁度よいです。
失敗学 (図解雑学) 畑村 洋太郎(著) 1418円

信念のある理論
畑村さんが提唱する失敗学について、
絵図を利用して書かれている著書。
この絵図がこの著書の特徴であり、
失敗学の論理の理解の助けになっている。
中身はというと、「失敗を失敗だけで終わらせない」
「失敗が起きた事象を一つ上の段階の大きな視点で
調べることにより、失敗の本質を知ることができる」
「日本はでは、(失敗の)原因追求と責任追及が同一視され
(失敗の)原因が特定しずらい」などの事象を畑村さんの
失敗研究の具体例をもって説明されている。
失敗の原因調査・分析は、決して易しいことではないし、
理論とすることは、より難しいことであると思うが、
それを分かりやすく表現されていることは大変すばらしいこと
であると思ったと同時に、社会の失敗・事故を根絶させたいと願う
畑村さんの熱い信念に共感を覚えた。
本屋さんのレジの前に平積みされてました
→気が短い人に最適な本の形式
半分文章 半分図解 これは確かにgood idea!
→最新の事例が抱負なので 講師にとって 助かります!
→新しいツールを使うことの危険性、
2004年3月 森ビル 回転ドア
2004年10月 新潟中越地震による 新幹線脱線
2005年4月 福知山線脱線
→もちろん著者の定番事例である つり橋、戦艦大和、山登りもあります!
→べからず集も 操作マニュアルも 不完全だ
これからは 「こんな説明書」が必要だ
という言葉に うなづくこと 間違いなし!
→3時間もあれば読めます
この本を足が掛かりに さらに深い「失敗学」の世界へ・・・
失敗からいかに学ぶか!
失敗学の概念を図解雑学シリーズのコンセプトでわかり易く纏めた一冊。
図解雑学シリーズは、図や表が豊富で概念が視覚的に捉えやすいので好きなシリーズです。(と言っても当然
興味のあるテーマしか読まないので、その読んだ数冊の所感ですが・・・・、)
失敗学の概念を、失敗とは何かの定義から始まり、失敗の要因分析、如何に情報として活用できる様に知識化し共
有化していくか、また、失敗から如何に学んで新たな創造に繋げて行くべきか、新しい事に挑戦するときに失敗を回
避して成功率を如何に上げるか、失敗に対するリーダ論まで幅広く論じられていて、とても参考になります。
また、失敗事例の検証からマスコミの事故に対するセンセーショナルな取り上げ方が、逆に問題の本質を見えなく
させている面があることも分かってきました。
僕の場合、失敗を恐れる気持ちが強いのですが、逆に失敗と向き合うことの大切さ、如何に小さな失敗(失敗の予
兆)のうちに大きな失敗を回避する感性の大切さ等が認識できて参考になりました。
昨今、重大事故が頻発している時に読んでおいて良い本だと言えます。
これは必読の逸品です
逆説的に、「成功哲学」が溢れる中でこのタイプのテーマを取り上げているのはすばらしい。
実は失敗は敬遠されがちだけどいろいろなヒントや法則が隠されており、これは図や絵も満載で楽しく学べる!図解雑学でも白眉のいっさつでした!
失敗分析だけではなく
失敗はなぜ起こるか?原因→分析→有効利用
までなら他の本でも良く見受けられるが、社会の構造や技術の進歩
組織の人間構成学まで考慮に入れた如何に「失敗を情報資源として
利用するか?」にこだわった内容に共感します。
失敗は特別なものではなく誰にでもごく普通に起こり得るものなのですから
図解雑学 相対性理論

本当にわかりやすい
一般相対性理論が生み出されるまでの過程を、近現代物理学の理論の変遷・転換を踏まえながらわかりやすく解説してくれます。
とくに、特殊相対性理論とそれに寄与したさまざまな実験や理論の説明が大変わかりやすいです。
学生時代に物理学を学んだ事のない人や、文系の学生が読んでも楽しく読めると思います(物理学を本格的に学んだ方には物足りないかもしれませんが・・・)。
相対性理論
難しい理論が、楽しく興味深く解りやすかったです。文章だけでは理解し辛いところも、図がカバーしてくれているのでクリアできました。他の図解シリーズも是非読んでみようと思います。物知りになったようでテンションが上がります。
図解説明なのでとても分かりやすい
他の本は文だけなので、分かりにくく、読む気を失ったりしますが、この本は図で説明してあるのでとても分かりやすく興味をそそられます。私は中2男ですがこの本のおかげで相対性理論とはどういうものか大体分かりました。文が苦手な人でも漫画感覚で図だけ見ても大体のことは理解できると思います。私のおすすめの本です。