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図解雑学 人間関係の心理学 (図解雑学シリーズ) 斉藤 勇(著) 1365円


コミュニケーションのとり方

シンプルに類型化し、その類型に応じた、対応の仕方、コミュニケーションのとり方、留意の仕方を考えることのできる、役に立つ図解だ。心理学というよりは、コミュニケーションのとり方を、基本的な事柄を理解することができる。

心理学の入門として

人間心理のパターンを簡単に纏め上げています。
専門的に知りたければ、それぞれに特化した本を選ぶ必要がありますが
「心理学って〜」など広く浅く知識を抑えたい場合、または
なんとなく悩みを抱えていて、解消の取っ掛かりをつかみたい場合には
知識の幅が大きくて便利です。

入門書としてはいいんじゃないでしょうか

少しばかり大雑把に人間の心理をカテゴライズしすぎてる気がしなくもないですが
対人関係における人間心理をサラっと知りたいという人にはいいと思います。
例えばこの本で第5章の援助の人間関係、第6章の怒りと攻撃の人間関係の部分を読んだ後、
進化心理学などの少し込み入った本を読むのも利他主義的な考えを理解するのにいいと思います。

「上手に」気を遣うために

難しい人間関係を円滑にするために、誰もが気を遣います。
しかし、「上手に」気を遣うための知識を知っているでしょうか?

本書は、そのための基礎的知識を提供してくれます。

中でも第3章の「好き嫌いの人間関係」は非常に興味深く、役に立つ内容でした。

・人に好かれたければ「尽くす」のではなく「尽くさせる」
・会う回数と好意は正比例
・物理的距離の近さは心理的距離の近さに想像以上に影響する
など、です。

その他、人が持つ二重の尺度や、なぜ言うこととすることが違う人がいるのか、などためになる話が満載です。

あなたの周りの人間関係を考える上で、きっと良いヒントを与えてくれると思います。

本書の使い方。

心理学のケーススタディーの本である。
自分が知りたいことの当てはまる項目を目次から選んで、心理分析が出来る、「絵と文章でわかりやすい」と表紙では書かれているが、その通り!だが、自分の求めたい内容が目次(本書の内容)にあればの話である。

ある程度は使える内容であるが、いかに具体描写ではあっても、全ての人間関係の上手くいかない部分が本書に表されているわけではないので、星ひとつ減の4つ。

詳細はこちら

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